相棒が通り魔にあった真夏日
どうもこんばんは、夏ですね。
今日もクソ暑い中、汗水垂らして働いて、やっと帰えると思って相棒の自転車にまたがると異変に気付いた。
「タイヤがパンクしてる!?!?!?しかも、両方!?!?!?」
駐輪場に停めていた自転車の両輪がパンクしていた。
完全に人為的なものだった。
夕陽に照らされながら自転車を押して自転車屋さんに向かう僕。
完全に哀愁の漂うおっさん。
自転車屋に行ってパンクを直してもらった。
「めちゃくちゃに穴が空いてたよ〜!これは誰かにやられたやつだな〜!」と笑いながら話す自転車屋のおっちゃん。
笑うな!!!!
テメェは金がもらえるからいいかもしれないが僕の気持ちも考えろッ!!!
そういえば、1年前にも似たようなことがあった……
友達とオールで遊んで、始発の電車で帰ってきて、自転車に乗って帰ろうとしたら両輪がパンクしていて朝陽を浴びながら自転車を押して帰った。
遊んだのに楽しい気持ちは消え失せて悲しい気持ちで自転車を押して家まで帰った。
あの時も同じ自転車で同じように両輪に穴を空けられていた。
知らない人の自転車のタイヤをパンクさせるのはいきなり人を切りつけるのと同じでは?
通り魔と同じでは!?
てか、なんで僕の自転車はこんなにパンクさせられるの!?!?!?
ああああああああああ!!!!
いやあああああああ!!!!!!
……ごめんなさい、取り乱しました。
そして、僕は家に着いてパンクの修理で払った3000円のことを想って泣きながら納豆ご飯を食べた。
あの3000円があればステーキでも寿司でも食べられたのにな。
自転車パンクさせた人間、絶対許せねえな。