1ヶ月禁欲生活〜3日目〜

自分の人生に悪影響を及ぼす欲であるオナニーと競馬を1ヶ月やめる決意をして3日目。


今日も死ぬほど暑い1日だった。

なんなんだこれは?災害か??

そう思わずにはいられない。


今日は水曜日。

実は地方競馬モチベーションが1番上がるのが水曜日。

理由は地方重賞が開催されることが多く、勝率も高いから。

僕は地方重賞が1番よく当たる。

ちなみに1番ダメなのは中央競馬の平場。


的中した時の高揚感を思い出してしまい、馬券を買いたくなったが、我慢した。

3日も我慢できないと依存性であることが確定してしまうから。

そんな強い気持ちで馬券購入を我慢した。


オナ禁の方も順調だ。

暑過ぎて意識が朦朧としているので助かってる。

意識が朦朧とするのは別の意味でマズイ気はするが、禁欲できるなら何でもいい。

僕はこの1ヶ月禁欲生活を意地でもやり遂げるんだ!!!!



明日は有給を取った。

この生活が始まってから初めての休みだ。

時間があり、なおかつ地方競馬もやっている日。

信念を試される1日になりそう……

1ヶ月禁欲生活〜2日目〜

自分の人生に悪影響を及ぼす欲であるオナニーと競馬を1ヶ月やめる決意をして2日目。


この禁欲生活については、Twitterではなく、ブログに書き記すことにした。

理由としては、140字では語りきれないから。

この気持ちはそんな短いものでは語りきれない……!!


では、今日の1日の振り返りをどうぞ!


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禁欲生活2日目にして、第一の壁が現れた……


競 馬 が し た い


なぜなら、今日は馬券が買える日だから。

即Pat契約者なので、月曜日はネットで馬券が買えないが、火曜日は買えてしまう。

ぼくはこれまで6週連続で火曜日に馬券を買ってきていた。


火曜日は地方競馬をする!!(まあ、水曜も木曜も地方競馬はやってましたが)

そんな生活リズムがぼくの心に深く刻み付けられてしまっていた。


リズムに背いて競馬我慢するのはつらい……


だが、それでこそ禁欲生活!!!


やめるのが!つらければ!つらいほど!

達成した時に得るものはあるはず!


そう信じて、ぼくは馬券購入を我慢できた。

この1日1日の小さな我慢の積み重ねがいつか実を結ぶと信じて……


追記、オナ禁に関して、今日は余裕だった。

今日は暑すぎて性欲どころではなかったので。そういった意味では災害級の暑さに感謝👍👍

全てを味方に付けて、ぼくはこの1ヶ月を乗り切るんだ。


1ヶ月禁欲生活開始

突然ですが、欲ってありますよね。


食欲、睡眠欲……などなど。

ぼくは欲によって過剰に振り回される人生は哀れだと思っています。

なぜそう思うのかと言えば、実はここ数ヶ月、自分が2つの欲に振り回されてばかりだからです。


1つ目は性欲。

街ですれ違うだけの好みの女性を目で追ってしまい、AVなどで自慰行為に耽る日々。

すれ違う女性の胸ばかり見て興奮してしまう日々。

薄着の女性が増えて視線が吸い込まれてばかりです。

性欲に負けてばかりで悔しい。

ぼくは情けない。

女性の胸を想像して陰茎を扱くことばかり。

いつまでこんなことを続けるのか。


2つ目は競馬欲。

ぼくはウマ娘がきっかけで去年の4月から競馬を始めてしまいました。

最初のうちは日曜日の重賞1レースだけ賭けていたが、だんだん競馬に染まっていき、今では地方競馬平場にも手を出してしまっています。

即patを契約しているので、月、金以外は馬券が買えてしまいます。

だから最近のぼくは火、水、木、土、日の週5で競馬をやっていました。

週5ってなに?

仕事?


しかも、時間をこれだけ費やしても、競馬は所詮ギャンブル。

上達するわけでもスキルが増えるわけでもないです。

おまけに、ぼくはギャンブルが下手くそなので、日に日にマイナスが増えていっています。

時間と金を費やしても何の意味もない。




ぼくは自分を変えたい。

だから、最近自分を狂わせてる、そんな2つの欲を今月は抑え込むことにした。

ここでは、抑え込みたい2つの欲求であるオナニーと馬券購入をやめることを禁欲と呼びます。

1ヶ月できればきっと自信になる。


「自分は依存症じゃない。こんなの、すぐに辞めようと思えば辞められるんだ。1ヶ月辞めれたんだから」

という自信に。



ここ数ヶ月ずっと続いてきたダメな自分を変えるなら今だ。


1ヶ月禁欲生活、開始


35歳フリーター、街コンの思い出


35歳フリーターはコンビニのバックヤードで黙々と作業をしていた。

蒸し暑くて、汗が止まらない。

入ってきた商品を検品していると、同じシフトの24歳の男から話しかけられた。

「あ〜!彼女欲しいっす!こんな生活してても全然女の子と出会いがないんですよね。自分、マッチングアプリもやってるんですけど、女の子と全然会えなくて……」


それはそうだ、マッチングアプリは圧倒的に女が上位の社会。

24歳という若さがあってもコンビニでバイトしてる男なんかが選ばれるわけがない。

35歳フリーターはそう心の中で思った。


「でも、街コンとかなら絶対女の子と会えるし良いかな〜って思ってるんですよ!街コンどう思います!?」


街コン……

35歳フリーターに昔の記憶が蘇る。

そう、まだ35歳フリーターではなく、34歳フリーターだった頃の記憶が……


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34歳フリーターは彼女が欲しかった。

独り暮らしも長いので、寂しさを感じる時もあり、人肌が恋しかった。

でも、彼女を作る手段は分からない。

色々とインターネットで調べてみた。

すると、とある記事が目に止まった。


【30代〜40代男性急募!1人参加OK!】

そんなタイトルの街コンだった。

心を惹かれて詳細を確認すると、女性は20代〜30代が対象だった。

34歳フリーターは「20代女子と付き合えるかも……!!」という下心で参加を決めた。


ウキウキして数年ぶりにUNIQ◯O以外で服を買った。

そして街コン当日。

34歳フリーターは、街コン会場である雰囲気の良い個室ラウンジに到着した。

これまでの人生で一度も足を踏み入れたことがないような場所だった。


会場内には複数人が来ているたちが多く、34歳フリーターは1人で大丈夫かと不安になったが、単身で参加する人向けの街コンということもあり、会場内に司会進行役がいた。


34歳フリーターは安堵した。

どうやら街コンはプログラムが決められていて、そのとおりに進むようだった。


男女が向かい合って会話をして10分経つと席替えがあり、移動をして別の人とまた10分会話する。

そう聞いて34歳フリーターは一気に緊張してきた。

初対面の見ず知らずの女性と10分も話す!?

ハードルが高過ぎる。何も話すことがない。

そんなの無理だ。助けて欲しい。帰りたい。

そう思ったが、無常にも時計の針は進み、街コンは始まった。


最初の女性は、20代後半の会社事務の女の子だった。この子の名前はもう忘れたので、A子とする。

A子は、緊張する34歳フリーターに気を遣って上手く喋ってくれた。

コミュ力の高さに驚いた。これが正社員の力なのだろうか。

出身地や最近ハマってることなどを話しているうちにあっという間に10分が経過した。

後で振り返ると、34歳フリーターの発言量は全体の1割程度だったと思う。

だが、34歳フリーターは変な自信がついた。

自分は20代の女性とも話せるんだ!という自信が。


次の女の子は、20代後半の飲食関係の社員だった。名前はB子とする。

B子も最初は丁寧に愛想良く話してくれていた。


仕事の話になるまでは……


「お仕事って何をされてるんですか?」

「僕は、今はコンビニと本屋で働いています。」

「コンビニと本屋……?失礼ですが、バイトですか?」

「ええ、バイトですが」

「そうですか……」

ここからB子はあからさまに冷たくなった。

早く話を切り上げたくて仕方ないのが伝わってきた。

世間はフリーターに冷たい。

30代で若い女を捕まえられるのは、金がある男の特権なんだ。

34歳フリーターは壊れゆく精神の中で理解した。


次の女とは何を話したかも名前も覚えていない。

ただただ悲しかった。自分の無力さが悲しかった。

所詮、自分はフリーター。



その一件から、街コンには参加していない。

結局、それなりに高い参加費を払って手に入れたのは、自己肯定感の低下と女性に対する恐怖心だけだった。


35歳フリーターの日曜日

35歳フリーターにも休日はある。


35歳フリーターは朝起きてから、コーヒーを1杯流し込む。

食事は摂らない。

休日は死んだように生きているのでエネルギーをさほど必要としないから。


コーヒーを流し込んだ。

家にいてもやることがない。


「ゲーセンでも行くか」

35歳フリーターはダサい服に着替えて家を出る。

「暑い……暑い……」

35歳フリーターはブツブツとそう呟きながら歩く。

すれ違う女性の身体に目を向けながら。


35歳フリーターは35歳という年齢のくせに性欲だけは男子中学生と同レベルである。

昨日も3回自慰行為に耽っていた。

無駄な性欲を抱えて生きていることを恥じてもらいたい。



35歳フリーターはゲーセンに来た。

35歳フリーターは別にゲームがそこまで好きなわけではないし、上手なわけでもない。

だけど家にいてもやることはないので、ゲーセンに来た。

要は時間潰しである。

35歳フリーターはゲーセンの中をウロウロしたり適当にゲームをしたりしていると……


「ウッヒョ!!」

どうやら35歳フリーターは好みの女の子を見つけたらしい。

さりげなくその女の子の隣でゲームをする。

チラチラと女の子の身体を眺めながら。

正直、ゲームに集中はしていない。

見ているのは身体だけ。


女の子は逃げるように35歳フリーターの近くから去って行った。


「行っちゃった……」

35歳フリーターは悲しみと同時に女性を見たことでムラムラしてきた。

昼飯を食べて、帰って自慰行為をすることに決めた。


35歳フリーターの今日の昼飯は、牛丼チェーン店の牛丼並盛380円。

35歳フリーターには美味しいものを食べたいという欲求が人よりも弱かった。

だから、安くてそれなりに量があるものを胃に詰め込むことをしばしばやる。


食欲はあまりない。

あるのはただただドロドロになった性欲だけ。


昼飯を食べて帰宅した35歳フリーター。

今日は競馬があるから馬券を買おうと思った。


35歳フリーターは競馬が好きだった。

変わり映えのない日常。

淡々と流れる日々。

毎日何の刺激もなく生きている35歳フリーターにとって、人生はつまらなかった。だから競馬をやっている。

この歳になると、毎日が同じことの繰り返しで飽き飽きする。だから競馬をやっている。


ちなみに収支はかなりマイナス。

典型的な養分である。


35歳フリーターは馬券を買い、レースを観る。

騎手と馬に想いを託して祈るように観る。

人から想いを託されなくなった側の人間が、誰かに縋っている様はどうみても滑稽だった。


「キターーー!!!」

どうやら35歳フリーターは小銭を当てたらしい。

小銭を当てたところで今更何になるんだろうか。


競馬が終わり、35歳フリーターは自慰行為を開始。

せっせと女性を性的消費して自慰行為に耽った。



誰かに縋り、誰かを消費する。

何も生産せず、消費するだけの35歳フリーターの日曜日が終わる。

何も成せないまま。


ダメ人間賭博黙示録〜船橋競馬編〜

6月21日、ぼくは有給休暇の朝を迎えた。
平日休みの日に世界は輝く。
労働が染み付いてしまって、しっかり7時に起床。
1日自由な時間があることがこんなにも嬉しい。
「さぁて……今日は何をしようかなぁ……」
気持ち悪い笑みを浮かべる。

とは言ってもダメ人間ぼくにまともな趣味はない。
最近ハマってることと言えば、競馬…………
非生産的かつ世間的にウケが最低レベルの行為である。

「け、け、けーば、や、やる!!!」
ダメ人間の哀れな叫び声が発せられた。

船橋競馬が開催されていることを知ったダメ人間、軍資金5,000円で勝負……!!!
脳内麻薬がドバドバ出て、目がキマッてくる。
ギャンブルに金を託して狂う行為が始まる……

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まずは、船橋3レースから。
単勝を買った馬が1倍台の1番人気になってしまい、ブチギレたぼくは馬連も追加購入ッ……!!
1倍台の単勝を当てて喜ぶのはダサいッ!ダサさの極みッ!!
ぼくの中で1倍台の単勝だけ買うという選択肢はない。
そんなの当ててもダサいし、外れたらもっとダサいから。
だから馬連単勝をどっちも当てるッ!!当ててこそだッ!!

来い来い!!



結果は……本命馬3着ッ!!
痛恨のハズレッ……単勝1倍台の馬を本命にしてハズレッ……
みっともない姿、なんという醜態ッ!!

軍資金、残り3500円






船橋4レース〜

単勝5.8倍の3番人気の単勝にぶちこみッ!!
これが当たれば今日はプラス確実ッ!!

来い来い来い!!!





結果は…………3着、ハズレッ……

軍資金、残り2500円

あっという間に軍資金の半分が溶けた。
積もる後悔ッ!湧き上がるやるせなさッ!!

だが、あと半分軍資金がある……
次だ、次で取り返す。







船橋5レース〜

9頭立てのレースで8番人気の馬がよく見えた
単勝26倍台の魅力に釣られて、単複で購入ッ!!

どん底に見えた一筋の光の糸……
光の糸を手繰り寄せるッ!!
当たれば爆勝ち!!!
来い来い来い来い!!1着で来い来い来い!!
人気なんて関係ねぇ!!!








結果は……5着、ハズレ

景色がグニャグニャと歪み始めてきた。

3連敗
カスリもせずに3連敗
なんというセンスの無さ
絶望的ッ……!

軍資金、残り1500円……




船橋6レース〜

もう、レースを選ぶ心のゆとりはない。
目先のレースにぶち込んで取り戻す。
負けを取り戻す!!
それしか頭になかった。

3番人気の馬の単勝に残りを全てぶち込む。
ここで1着に来れば逆転!!捲れる!!
捲れ捲れ捲れ!!!頼む頼む頼む!!
うおおおおおおお!!!!!





結果は……6着
本当に終わり

軍資金、残り0円

全ての軍資金を使い果たした。
もうダメだ。
船橋競馬は魔境。
完敗した。
ギャンブルは良くない。
もうやめるか…………














刹那ッ……



悪魔の囁きッ……



「あと15分後に石川ダービーがあるぞ」





そう、今日は金沢競馬場石川ダービーという大きなレースがある……

初めに設定した軍資金はもう使い切った
ここは撤退ッ……撤退が当然の選択……

だが、ここで引き下がって良いのか?
負けたままで良いのか??



無意識のうちに
出馬表を眺めていた

ぼくは病気です


1番人気の馬、スーパーバンダムが抜けている。
単勝オッズは1.3倍
成績を見てもまず1着は外さないだろう。

でも、こんなガチガチの馬で負けを取り返すには単勝20000円くらいぶち込まないといけない……

熟考ッ……

なら別の買い方はどうだろうか?

というよりも、初めに決めた軍資金を使い果たしたならこれ以上深追いするのは傷を拡げるだけでは??


悩んだ末に出した答えは……!?!?

そして、石川ダービーの結末は……!?!?






石川ダービーはやはり、1番人気のスーパーバンダムが圧勝。

そして、ぼくが選んだ答えは…………


































馬単ッッ!!!!!!

軍資金を再プッシュ!!!
2000円の馬単的中!!!!!

10000円オーバーのバック!!!!!!

起死回生の一発ッッ!!!!!

歓喜ッ!!!!!
この瞬間、脳汁ドバドバ!!ギャンブル大成功ファンファーレ!!!!

もう、ぼくは病気です









2200円勝ちでフィニッシュ……

2時間以上に渡る壮絶なバトルで得られた僅かな金だが、勝ちは勝ちッ!!!

ありがとう、スーパーバンダム……

ありがとう、石川ダービー……

そして、船橋競馬は怖いのでしばらく関わらないようにします。
少なくとも明日はやりません。

以上、ダメ人間の賭博黙示録でした。





35歳フリーターのGW振り返り

35歳フリーターに、GWがやってきた。
間の月曜と金曜は仕事だったが、充分すぎるほどの休みだ。
35歳フリーターは意気込んだ。
「せっかくの休みだから無駄にしないぞ!人生逆転のため、有意義に過ごすんだ!」

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そんな決意をして迎えたGW最終日。

35歳フリーターは焦燥感を抱えていた。
自分が何もできなかったことに。
この休みを振り返ると、ボロアパートの一室で寝てばかりだった。

毎日13時に起き、モソモソとパンを食べる。

その後はTwitterで幸せそうな人を叩くツイートを繰り返し、AVを観てシコりまた寝る。
出かけたところと言えば、贅沢をしようと思い行った80分20000円の風俗店くらいだ。
普通に生きていれば関わることのない20代前半の可愛い女の子にしっかり3回抜いて貰った。

友達も彼女もいないので、その他は遊びに行くことはなかった。
田舎の親とももう疎遠で、実家に帰ることもない。
今日は母の日だったが35歳フリーターには関係なかった。やったことといえばNHKマイルカップに金を賭けて負けただけ。

35歳フリーターがこのGWで会話をしたのは、コンビニ店員と、風俗嬢くらいだ。
後は何もしていない。現実と向き合わずにただ、インターネットをしたり自分の陰茎を触ったりしていた。

そもそも人生逆転なんか、無理があったのだ。
人生が上手くいってる人間は若い時からしっかり行動できている。
自分はどうだ?
若い頃、何も積み上げてこられずにズルズルとフリーターを続けてもう35歳になった。
今更、数日間の休みがあったところで変わらない。変われない。
35歳フリーターは時間を無駄に過ごし、36歳フリーターになる日もあっという間にやってくる。
誰からも祝われることなく歳を重ね、誰からも必要とされないまま。今日も明日もこれからも不気味に生きていく。