ああ、あの頃は良かったなあ……と思うのは錯覚なのかもしれない

「ああ、働きたくねぇ……学生の頃は良かったなあ……」と思うことがあります。


過去に戻りたいと願い、現状を憂う。

こんなことを繰り返してる日々の中で僕は思いました。


「待てよ……学生の頃は良かったと思ってるけど、本当にそうなのか??」


僕に限らず、人というのはそうだと思うんですが、些細な嫌なことは時間が経つと嘘のように忘れてしまうのではないでしょうか。

都合の良いことばかり記憶して過去を必要以上に美化してるだけではないでしょうか。


過去の嫌なことも思い出してみることにしました。


〜14歳の僕〜

「はぁ……今日もいいことなかった……」と言って中学校に向かう毎日


〜17歳の僕〜

「学校行かずにゲームやっていたい。女の子にモテたいけどモテないな」と不満に思いながら高校へ向かうことが多かった。


〜19歳の僕〜

大学生になった。

膨大な時間が与えられたけどお金がなくて食事ややりたいことに制限がかかってた。


なるほど、思い返すとロクな人生じゃねえな!!!!!!!

ガハハ!!!!

てか、よくよく考えると過去もゴミかよ!!!!


そして、今の生活

仕事にやりがいもなく、上司や業者に詰められ叱られる日々。

死んだ目で淡々と仕事をこなすだけ。

それでも休みも取れて定時に帰れる。

給料もそれなりにもらえてる。

もちろん、今の状況は美化された過去には到底敵わない。


だけどよく考えると、もしかして過去よりも

アベレージでは良い生活を送れてるのでは?という気になってきた。


きっと10年後くらいにはまた美化された今を懐かしんで

「あぁ…10年前は良かったなあ」って言ってる未来が見える。

そういう風に美化できる過去があるだけまだマシなのかもしれない。

その時の生活に少しでも良い点があったんだから。


まあ、目標としては10年、20年後に

「今も昔も幸せだなあ」

って言えるようになりたいから明日もそれなりに頑張っていきましょう!!